期待している役割について

2024年09月21日

2024.9.21 記

 私も『Lovers Route』に付きっきりになれないし、奥菜氏も最初の契約しか入らないとなるとね。確かに、運営やデザイナーのプロ集団であることは分かるし、彼らが運営の鍵になる。だが、プロって言ったって別に、私が奥菜氏に関して何度も何度も説明して「ああ、いいのかなぁ?」と思ったとかそんな感じだろう?、ブログを見てみて奥菜を詳しく調べたら「素晴らしいので提案しよう」とかだったらまだしも(私が奥菜氏を否定しているとして)、「見てみたらこんな女でブランド品絶対無理、使えねーわ」と言うのが大体の見解だ。

 「使えない」とそう思うのも当然。しかし、そういう事だと、私は忙しい奥菜も居ないとなると「こんな女無理無理って言ってたじゃん」的な、デザイナー集団として「そのブランドって何?」という話になる。まあ会社的にはOKでも、奥菜側のフラストレーションが半端ない。


 「使えねーと思ったけど、まあ、そんなに言うなら儲けてやってもいいわ。でも場合によってはすぐ切るぞ」

 みたいに聞こえるだろ?

 

 私は彼女の才能に依存したブランドを作りたいの。だから本プロジェクトには「OKINA」という名前がブランド名に入っている。儲ければそれでいいんじゃない。


 「代理で奥菜の子供に運営って経営権って事?CEOとかそういう話なの??」「ちょっとそれは難しい。奥菜氏なのは分かるが、それはどこかのブランドの一族経営の話になるだろ?」「系譜で経営実権を踏襲させろって話?出来ないよ」と、私もそこまで奥菜(の子供)に奥菜の系譜を優遇せよとは言ってない。まだ何もしてない子供だし。そこまで権限を集中させたら、しかも子供というだけで、そんな会社立ち行かないよ。生き残れない。


 という事だから、インドの「カースト制」じゃないけど、室長的な権限を彼女達の家が希望するならずっと与えようかなと考えている。CEOじゃない。それは言うまでもなくプロを入れる。当然だ。「奥菜ちゃんの子供がやる部署って何?」と思うだろうけど、それはデザイン部署の中で「石」関係のジュエリーを扱う所だ。「石化能力は踏襲されるのでは?」「まあ、でも目が普通かな?」と、ワンセクションにだけずっと入ってもらう。これだと踏襲権限が大き過ぎないし魔女の系譜のコンセプトより優遇してるんですよ、とチームも納得する。まあそんなにブランドが続くかね。

 しかし、経営の実権を一族に握らせる、などという話は無理だ。まず、現地国のファンがついてこない。「系譜なの分かるけどやり過ぎでしょ?」となるし、それだと会社のデザインも廃れていく。つまり、前回では奥菜氏の子供に「自分の従来よりのビジョンを大切に」と言ったが、私が子供を(女児2人だったと思ったが)引き上げ、期待しているのはその部署。まあ、石以外の洋服とかやってもいいけど、権限を持たせるのは「石」関係だよ。1人送って欲しいよね。子供が全員希望したらその時考えればいいだろ?


ポイント: 

奥菜氏の子供には系譜として入ってもらうとは言ったが、ブランドの一族の実権支配のような話ではない。系譜に期待される役割は、「石」関係の責任者としての地位と系譜のダイレクトショップ(1店舗のみ)の運営。ここに置く服でもなんでも石以外も遊び心でデザインしてもらっていいが、「石」に関しては全社的に影響するので必死にやってほしい。その石関係のデザイナーの人事権も全部やってよ。子供を幹部候補で入れていいから。


↑でも、「石でもプロの宝石デザイナーが居るし」と思うでしょうが、やりたくないなら他のデザイナーに頼むから。これコンセプトが石化だろ?ここが君たちのポジションだ。アイドルの「1日警察署長」みたいな扱いじゃない。違う。だから、系譜の造形美が石に投影されてるんだって。仮に傍目からダサい感じの石の指輪だと思われてもね。初めから「なら手抜きでダサいのでもいいわ」という姿勢では困る。まあ、権限があると言っても、例えば、日本人の宝石デザイナーを優遇したりしたら私がクレームするから大丈夫だ。その人がすごい良いっていうなら、まあ、でも現地に同等レベルのデザイナー居なかったの?

 と、結構女の子的に楽しい仕事ではないかな。石以外もあくまでその直営店向けの予算の範疇だが、服やその他をデザインして店に置けるし、他と話してそれを直営店に置かせてくれ、でもいいし。


 ゆえに、会社の「石」(石化色関係の当コンセプトの石に限る。やってたとして貴金属、宝石全般全ての権限ではない)の統括権限を持っていて、かつ系譜直営店に関しては裁量で与えられた予算で出来るよ、というポジションだ。他の宝石も置きたかったら予算でやったり他に頼めばいいだろ?希望すればそのポジションを踏襲してもらう。

「石」は会社の看板(の一つ)だからね。くどいが、洋服でも最初は直営店に置いていたが、これはかっこいいので全社で利用しよう、とかあるかもしれんだろ?予算範囲でデザイン出来るし。小規模で洋服のデザインしている人いくらでもいるでしょ?それよりも予算は多いんじゃないかな。でも「石」の予算をそっちの予算に回したら困るよ。


 結論として、「石」(石化色関係の当コンセプトの石に限る)の責任者で、かつ、その他諸々のデザインや運営の能力も生きる仕事。


 大分『OKINA』の方針が見えてきた。「石化色って灰色?灰色ばっかり嫌だ」と思うだろうが、石化してダイヤモンドになったとかそんなのは主張してもダメだよ。それはあっても他部署。まあ、石の色に関してはそれならば「予算の8割は灰色、2割は他色」と配色割合を絶対的に固定するとかさ。コバルトブルーの石とか扱えるでしょう?高級貴金属に該当しない石をさ。ルビーとかダメだ他部署。石化って感じがしないからダメだ。言い張ってもピンクダイヤとかダメだよ。石化って言ったら基本的に灰色の石になって固まっちゃうのをイメージするだろ?ダイヤモンドなんてイメージしないよ。